「蚊取り線香ホルダーを手に入れて、虫対策はバッチリ!」…のはずが、実際には「線香に火がつきにくい」「テント内はノーガード」「風で効き目が半減」なんてことも。
この記事では、そんな“ちょっと困った”を解決してくれる、蚊取り線香ホルダーと一緒に使いたい便利アイテムを10個紹介します。
どれも筆者が自腹で購入し、実際にキャンプで使って「これは使える!」と感じたものだけを厳選しました。

虫対策をバッチリ整えて、快適な夏キャンプを楽しみましょう!
はじめに 〜「ホルダーだけじゃ足りなかった」経験、ありませんか?〜

キャンプの虫対策に、オシャレな蚊取り線香ホルダーを導入したあなた。
これで蚊ともオサラバ…と思ったのに、いざ現地ではこんな声、聞こえてきませんか?
そう、蚊取り線香ホルダーは“ベース”には最適だけど、現場では+αがあると快適さが段違いなんです。
それでは、私が実際のキャンプで「これは助かった!」と感じた、蚊取り線香ホルダーと一緒に使いたいアイテム10個をご紹介。
つぎの夏キャンプの前に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 火付けのストレスから解放!【火力別:着火アイテム3選】

うまく火がつかない…がなくなる!
「蚊取り線香に火がつきにくい…」「何回もカチカチしてるのに点かない…」
そんなプチストレス、感じたことありませんか?
ここでは、実際に使って「これは助かった!」と感じた火付けギアを、火力別に3つ厳選して紹介します。
用途や使い勝手に合わせて、自分にぴったりの一本を見つけてみてください。

「あれ、ライターどこいった?」
けっこう忘れがちなアイテムなので、複数持ってると安心ですよ
1. 【弱火力】キャンドル感覚で扱いやすい

着火道具に慣れていない人でも安心して使えるのがこのガスマッチ。
火力は控えめですが、蚊取り線香の点火には十分。軽くてスリムな本体は持ち運びにも便利で、家庭用としても重宝しています。

初心者でも安心の小さな炎。風のない場所での着火や、子どもと一緒に使う場面にも◎
ちょっと風に弱いのと、火が強くないので、男性にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。
ただ、逆に言えば女性や子どもにとっては安心で扱いやすい、なにより安価なので手に取りやすいのが魅力。
とりあえず、ひとつはケースに入れておきたい一品です。

はじめての着火アイテムにぴったり!

2. 【強火力】使いやすい定番トーチ

アウトドアでの火付け道具の定番がこれ。
スライド式で安全性も高く、しっかりとした火力があるので、蚊取り線香はもちろん、焚き火の着火にも活躍します。

風のある日でも安定して使えるので、信頼感があります。

キャンプ場の風って意外とクセモノ。普通のライターじゃ全然火がつかない!なんてことも。
そんなときにターボ式があると一発点火。
「毎回の着火がちょっと面倒だなぁ…」と感じていた自分にとっては、これを使い始めてから着火ストレスがかなり軽くなりました。

キャンプでも家でも、これ一つで着火がラクになる
3. 【極火力】一瞬で燃やす、キャンプ界のライトセーバー

とにかくパワー重視!そんな人にぴったりの、ワンハンドサイズの超強力ガストーチ。
最大出力時の炎はなんと約18cm。まるで映画『スター・ウォーズ』のライトセーバーみたいだと、一部のキャンパー界隈でざわついたほどの火力です。

重厚感ある無骨なデザインも男心をくすぐり、焚き火の火付けやBBQの火起こしにもマルチに使える万能バーナー。

「分厚い蚊取り線香ってなかなか火が着かない…」なんて地味なイライラも、これ一本で一瞬解決!
もはや最終奥義。迷ったらコレでOKです。

初心者には「ガスマッチ」、風が強い日は「スライドトーチ」、
分厚い線香や焚き火にも使いたいなら「スティックバーナー」があると便利ですよ。
2. キャンプ場でもしっかり効く【屋外用 パワフル蚊取り線香】

“東南アジア仕様”の実力派。煙と効き目で選ぶならコレ
キャンプ場の蚊って、市販の線香じゃちょっと心もとない…。
そんな人にこそおすすめしたいのがアース製薬の「モンスーン」
現地・東南アジアで使用されているだけあり、その効果は折り紙つきです。

有効成分の含有量は、アース虫よけ線香史上“過去最高クラス”。
煙の量もしっかりあって、目に見える安心感があります。

厚みが薄いから、ちょっと折れやすくてプチストレスだけど、そこは量でカバー。夏の終わり頃に増える“しつこい蚊”にも、これがあれば頼もしいですね。
自宅のベランダや庭キャンでも使うようになって、「もっと早く買っておけばよかった」と思ったアイテムです。

森林香でも効かないと感じた人、これは一回試してみて

3. 線香の持ち運び&保存に【蚊取り線香ケース】

▶︎POST GENERAL /インダストリアル モスキートコイルボックス
“ただの収納”じゃ満足できない人に。無骨で映えるコイルケース
キャンプ用品の見た目にこだわる人ほど共感してくれるはず。蚊取り線香の箱、そのまま持ち出すとちょっと味気ない…。
そんな悩みを解決してくれるのがこのインダストリアルな雰囲気全開の専用ボックスです。

ハンドメイドならではの溶接跡や歪みも、あえてそのまま残したデザイン。
キャンプサイトにさりげなく置くだけで、全体の雰囲気をグッと引き締めてくれます。
美しく収納されてるだけで、サイトの雰囲気もぐっと引き締まります。

100均ケースや紙箱じゃ気分が乗らない──。
そんな人の“蚊取り線香ライフ”に刺さる、こだわり派のためのアイテムです。

100均缶の“生活感”が気になる人、これは間違いなく正解


4. テント内の虫から家族を守る【室内用虫よけ】

▶︎ KINCHOが生んだ次世代型屋内蚊取り「シンカトリ」
火も電源も使わない、次世代の“置くだけ虫よけ”
外は蚊取り線香でOKでも、テント内は別問題。就寝中に「ぷぅ〜ん…」と飛ぶ音で目覚めたくないですよね。
そんな時に頼れるのが、KINCHOのシンカトリ。

非加熱式の薬剤拡散技術を使って、じんわり蚊を遠ざけてくれます。
使い方は簡単で、ただ置くだけ。しかも逆さにするだけでON/OFF切り替えができるという気軽さ。

キャンプの夜も「虫を気にせず眠れる安心感」は大きいです。
夜の虫刺され対策はもちろん、昼間にテントでくつろぐ時間の“安心感”が違います。
持ち運びも楽で、今では毎回のキャンプで欠かせないアイテムのひとつです。

寝てる間に刺されたくない人、これ本当に助けられるよ
5. お肌を守る最強クラスのすごいヤツ【虫よけアーマー】

国内最高濃度のディート30%!本気のアウトドア仕様
「ちょっとそこまで」じゃなくて、本気で虫と戦いたいアウトドア派へ。
この「リッチリッチ30」は、一般向け虫よけスプレーとしては国内最高濃度※のディート30%配合(※厚生労働省の基準上限値)を実現した“頼れる一本”。

もともと医薬品(第2類)として扱われていることもあり、虫よけの効き目は市販のものとは段違い。
山奥のキャンプ場や虫が多い渓流沿いでも、「あれ?刺されてない…」と気づくほど頼もしい存在でした。
子ども向けとは言えませんが、大人が本気で虫を避けたいとき、これ以上の選択肢はなかなかありません。

“絶対刺されたくない日”には、これをポケットに
6. テントの網戸に“ひと吹き”で虫をシャットアウト【入口の守護神】

テントの網戸に“ひと吹き”で虫をシャットアウト!
風通しは確保したいけど、虫の侵入は絶対にイヤ!
そんな夏のキャンプシーンで頼りになるのがコレです。

出入り口のメッシュに吹きかけるだけで、虫が寄りつきにくくなる便利スプレー。
風通しは確保したまま、蚊やユスリカなどの小さな虫の侵入をガードしてくれます。

蚊取り線香やスプレーと違って「香りが残らない」から、子どもやペットがいても使いやすいですね。
雨に強く、汚れが付きにくいドライタイプというのも、キャンプユースとしては高ポイント。

メッシュにひと吹き。テント入口の虫よけがこんなに楽になるなんて…
出入りのたびに虫が気になるけど、これ一本でかなりストレスが軽減しました

7. 虫が寄らない空間を作るアイテム【虫よけバリア】

テントまわりにシュッとひと吹き!空間まるごと“見えないバリア”
蚊取り線香ホルダーがあるとはいえ、「サイトの周囲に蚊が寄ってくる」のを根本から防ぎたい…そんなときに活躍してくれるのがこのスプレー。

テントやタープの外周にシュッと一周吹きかけるだけで、“見えない虫よけの結界”を作れるのが最大の魅力です。持続時間も約8時間と長めで、夜の時間帯も安心。
テーブル周りや出入り口にひと吹きで、蚊が気にならなくなった気がします。
匂いも気にならず、手軽に使えるのが◎

風上から風下にかけて、外周を一周するように吹きかけるのがコツだよ!
8. お守り感覚で吊るすだけ!【オニヤンマ君】

「吊るすだけの虫よけ?!」“子どもが笑顔になる虫対策”
「これほんとに効くの…?」と半信半疑で使い始めた、吊るすだけの虫よけアイテム。
でも実際に使ってみると、子どもが喜んで着けてくれるし、虫除けの“お守り”として気分的にも安心。


目に見える効果は人それぞれ…という感じですが、「子どもが喜んで身につけてくれる」という点では虫よけ対策としてかなり優秀。

もちろん効果は環境や個人差もあるけれど、安価な100均製よりは、リアルな見た目としっかりした作りのオニヤンマ君の方が安心感があります。

100均のでもいいけど、どうせ使うならよりリアルなのを選びたいよね

おわりに 〜ちょっとの工夫で、虫のストレスから解放される〜

キャンプの虫対策は、「ホルダーを選んだら終わり」ではありません。
そのホルダーが“最大限の力を発揮できる環境を整える”こともまた、快適なキャンプには欠かせない工夫です。
蚊取り線香ホルダーだけではカバーしきれない“現場の困った”。
それをサポートしてくれるこれらのアイテムがあれば、虫が気にならない快適キャンプ空間がグッと身近になります。

キャンプの虫対策ってやりすぎと思うくらいがちょうどいいかなと
見映えと一緒に安心もしっかり整えたいところですね。
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▶キャンプ用 蚊取り線香ホルダー おすすめ7選(実際に愛用中)


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